デジゲー博2019を振り返って
【2019/11/25】 駄文
久々のブログ更新です。
新年の抱負で毎月ブログ更新を掲げたのに全然更新できてなかったけど、アクセス解析とかしてないので、そもそも需要があるのかわかりません。
なので”読んだよ”って人は明日タピオカミルクティーを飲んでください
そしたら街中で飲んでる人を見かけたら”あ、ブログ読んでくれた人だ”ってわかるので。

新年の抱負には他に「イベントに出展する」というのがあり、先日『デジゲー博』に出展してきたのでレポートというかほぼ日記になりますがまとめます。

長くなるので○○編とか分割した方がいいかもしれませんが、このブログはスクリプトを書けない著者がHTMLとCSSのみで無理やり”ブログ風”に見せてるだけなので、記事が増えると『NEW』の新着記事ピックアップや『CATEGORY』の記事数とか全ページ直に書き換えないといけなくなって大変なので、一気に書き上げます。

一応各項目に飛べるようにしておくので、興味のある所だけでも読んで頂ければ…
ロード~第一章【準備・内覧会編】
ロード~第二章【当日編】
ロード~第三章【反省】
ロード~第四章【総評】


【準備・内覧会編】
デジゲー博は日曜開催ですが、前日の土曜は準備兼出展者向けの内覧会でした。
土曜の朝7時に福岡の自宅を出て成田経由で現地に着いたのがちょうど開場時間の13時でした。
自分は乗り物酔いがひどく、飛行機に乗るのは10年ぶり位だったので不安だったのですが、疲れはあったものの酔いはしなかったので万全の体制で準備に取り掛かれました。

準備兼内覧会は13~16時の3時間で、計画としては1時間で設営して残りの2時間は他のサークルさんに挨拶回りしながら遊ばせてもらおうと思ってました。
内覧会と当日の2日間は東京にいる友人が売り子として手伝ってくれる事になってて、設営が終わる予定の14時頃に来てもらったんですが全然設営は終わってなく、設営で手伝ってもらえる事も少なかったので手持ち無沙汰にさせてしまいました。
他のサークルさんを見て廻っておいでよと言いたかったんですが、前日に準備に来てるのって全サークルの1/4位しかいなかったんですよ。
それに設営したものの、足りない物を買出しに行ったりしてて、展示を開始してる所が少なくて見て回るという感じではありませんでした。
そういうウチも設営に2時間半位かかってしまいました。
準備を終えたら帰るサークルさんも多くて、内覧会としては機能していなかったように思います。(展示は強制ではないのでサークル・運営共に誰が悪いというものではありません)

挨拶回りをする雰囲気でもないし、想像以上に設営に時間が掛かり過ぎて、思い描いていた計画通りにいかずに出鼻を挫かれたように感じてしまいました。
結局朝からの疲れで16時より少し前には会場をあとにしました。
それからホテルにチェックインした後に行ってみたかった『フライハイカフェ』に行ってゲームをしながら軽く当日の打ち合わせをして解散しました。


【当日編】
当日は11時開場ですがサークルは9時から入れます。
当日準備組が設営を終わった10時頃に行って挨拶回りをしようと思ってたのですが、朝一でトラブルが発生!
試遊端末のうち一台は友人の物で、当日万が一来れなくなった時のために前日に受け取っていました。
そして端末にアプリをインストールして試遊する人が好きなステージを選べるように一定の所まで進めておく必要があったのですが、前日は疲れから忘れて寝てしまいました。
朝起きて思い出して進めていると、なんとこのタイミングでバグを発見!
進行不能になる事はないのでそのまま行くしかないとして、フライヤーの裏側に体験版がDLできる特設ページのQRコードがあったので、特設ページに注意書きを追加してアップロードするなどしてたら出るのが少し遅れてしまいました。

会場について最終チェックをしながら、端末やつり銭等の貴重品を見ていてもらうために友人を待ちました。
がしかし…待てども来ず、開場時間の11時過ぎに「ごめん、二度寝して今起きた」という連絡があり、開場前の挨拶回りは諦めて後から時間を作って廻ろうと思いました。
結局12時前に友人は着いたのですが、それまで一人も遊ばれず、若干心が折れかけました。
その約一時間はとても長かったです。

最初から遊ぶんじゃなくて、先に一通り廻って気になるゲームをチェックして時間配分を考える人が多いのだろうとかポジティブシンキングでやり過ごそうと思いましたが、他のサークルさんは賑わっているという現実。
目線がチラチラと興味を引かれてるなという人に声をかけたりするものの、逆に引かれたりしてなかなかうまくいきません。
周りのサークルさんを見回すと座って待機してる人が多くて、ずっと販売業をやってた身からするとかなり違和感なんですが、座ったほうが圧がなくなるのかなと思いました。
確かに『販売員がいる試食より「ご自由にどうぞ」と置かれてる方が試食しやすい』の法則に近いのかもしれません。
立ったり座って少し隠れてみたりを繰り返しながら様子を見てると友人が到着したので、「まだ一人も遊ばれてない」などと雑談をしてると記念すべき最初のお客さん(?)が来ました。
自分もそうなのでわかるんですが、『服屋に入る時は店員が他の客と話しているスキを狙え』の法則に近いものが発動し、後ろを向いて友人と話していたのが良かったのかもしれません。
それからはちょこちょこ人が来てくれるようになりました。
誰かが遊んでいると足を止めてくれる人が増えて、『販売員がいる試食でも他にも人がいれば近づきやすい』の法則が発動したのだと思います。
そもそも、ゲームにすごく惹きつける魅力があれば、こんな合ってるかどうかもわからない分析しないでいいんですが…

最初一人で待っている間は時間が恐ろしくゆっくり感じたのですが、12時を過ぎてからは試遊してもらって応対してる時もそうですが、遊ぶ人が途切れて次がなかなか来てくれなくて焦りを感じる時も時間の流れを早く感じました。
あっという間に終了時間の16時になって、ホントに5時間も経ったのかと信じられない位で、せめてあと1時間欲しかったなと思いました。
体感として遊んでもらえたのは20人位で、もっと沢山の人に遊んで貰えると期待してたので、ちょっと落ち込みながら撤収に取り掛かりました。


【反省】
今回は得た物よりネガティブな感情の方が多くなってしまったので、細かく振り返りながら反省する事で今後に活かせるようにプラスに反転させようと思います。
①設営に時間が掛かり過ぎた
設営自体は初めてではなく、家にあるキッチンカウンターが長机と同じ面積だったので予行練習はしていました。
しかし一気にやったのではなく、2週間位かけて必要な物を揃えてその都度追加していったので実際の設営の手順とサイズ感は確認できたものの、時間を計ってなかったのは失敗でした。
当日に準備だったら間に合わずにアウトでした。
あと搬入の際に破損がないように重い物からダンボールに詰めていたので一度上の物を取り出さないと骨組みの要となるワイヤーネット等が取り出せなかったのですが、両隣や後ろにも他のサークルさんがいる限られたスペース内では取り出した物を置いておく場所がなくて効率がかなり低下してしまいました。
次からはダンボールに詰める順番も考えようと思います。

②これはいらなかったかも
ヘッドホンは2~3人しか使わなかったし、実際に使われるとこちらの説明が聞こえなくなるので、音が重要なゲームでないのならむしろマイナスかなと思いました。
ヘッドホンがなければ、その分のスペースを詰めれば設営ももっと楽になったと思います。
拡散用のハッシュタグを決めておくと良いというツイートを見かけたので作りましたが、全然気付かれてなかったかも。
操作説明などの時に端末に手を伸ばそうとして何度も倒してしまいました。
いっその事、付箋みたいに端末に画面が隠れないよう直接貼り付けていた方が効果があったかもしれません。
ディスプレイ用にSFC風の空箱を作ったのですが、特に意味はなく場所を取るだけでした。(一部の人には刺さったかな?)
サイズは実物と同じなんですが、1/2のミニチュアでもよかったな。
まさかこれを見てSFCのソフトと勘違いして本体持ってないからスルーした人とかいないよね?
③試遊端末は目立たせよう
試遊端末は『iPhone7Plus(黒)』と『iPhone8(白)』の2つあって、100均のコントローラースタンドを装着してました。
スタンドも黒と白の2種類売ってたのですが、ゲーム画面が一番目立つようにと黒にしたのは失敗でした。
画面オフにならないように設定していたのに、手に取ってもらえるのは圧倒的に白いiPhone8の方でした。
タブレットでPVを観た後に手に取りやすい位置にあったというのもあるかもしれませんが。(位置を入れ替えて検証すればよかった…)
こちらとしては大きな画面のiPhone7Plusがお勧めだったのですが、先にiPhone8で遊んでいる方がいる時に他の方が待っていたので、iPhone7Plusの方へ誘導したら「もう一台あるの気付かなかった」と言われました。
もしかしたら白のスタンドを買って目立たせていたら機会ロスが減ったかもしれません。
あと、スマホを見たのに「コントローラーはどこですか?」という方がいたので、もしかしたら本当にSFCの展示と思ったのかな?

④専用ビルドを用意すべきだった
フライヤーに記載したQRコードからDLする用にステージ1-7までをプレイできる体験版を用意していたのですが、それとは別にデジゲー博用に短い体験版を用意しておけばよかったと思いました。
最初にチュートリアルをやってもらって軽く説明してから1-1を遊んで貰うようにしてたんですが、一人ずつしか対応できないので先に来た方に説明してる間に後から来た方がいきなり難しいステージから始めてすぐにゲームオーバーになって離れていくという事もありました。
なので『タイトル画面→チュートリアル→1-1~数ステージ→タイトル画面に戻る』というサイクルの体験版にしておけば、止め時もわかりやすかったかもしれません。

⑤挨拶回りをしなかった
これが一番の反省なんですが、他のサークルさんに挨拶に行けなかったし、一つもゲームを遊べなかったという事です。
最低限でも相互フォローの方には挨拶しようとサークル一覧だけでなく、見落としがないかフォロー一覧のアカウント名に「@デジゲー博」等が入ってないかもチェックしてリストアップしたメモも用意してたんですが、結局自分から行く事はなく、両隣と来てくれた方のみと名刺交換しただけでした。
友人も多忙の中手伝いに来てくれて、途中で奥でノートPCで仕事をしないといけなかったり、前述のように試遊の際にそれなりの説明が必要だったので離れにくかったというのもありますが、もっとうまく立ち回れたはずです。
でも一番の要因は計画していた事が色々うまくいかなかった時、完璧に(近い状態で)できないならすぐに切り捨ててしまって1か0かで考えてしまう完璧主義な自分の性格にあると思います。
残り時間が少なくなって、リストの人全員は無理だとなった時に諦めてしまいましたが、全員とは言わずにできる範囲でいいので廻るべきでした。
ちなみに飲み会にも参加していません。
準備期間中はバタバタしてあまりツイッターを見てなかったので、飲み会の存在を知ったのは1週間前位で既に参加が締め切られていました。
でも結果的に今回は行かなくて良かったかなと思います。
なぜなら遊んでくれた方が思ってたより少なくて少し落ち込んでいたのと、不甲斐ない自分に腹も立っていて、ネガティブになっていたので、行っても楽しめないどころか大成功だった人達を前にすると更に落ち込んだかもしれないからです。
でも終わった後は友人とご飯を食べに行って、ネガティブな気持ちを吐き出して客観的に反省点を見つめ直す事で気持ちは楽になりました。
後半はそんなネガティブな感情は忘れて『奪い愛、夏』について熱く語ってたりしました。
一人で参加してたらもっと引きずってたと思います。
遅刻してきた時はアホか!と思いましたが、2日間手伝ってくれた友人に感謝です。

⑥搬入と搬出でやらかした
自宅から荷物を発送する時に送り状の品名に全て細かく記載する決まりがあったので超極細のボールペンで小さい字でギッシリ書いたら、それで達成感を感じてしまってサークル名とスペースNO.を記載するのを忘れてしまい本部預かりになってしまいました。
撤収も設営に2時間半かかったので1時間でできるか不安だったんですけど、終了30分前のアナウンスで更に不安になりました。
「会場から搬出する宅急便の受付は16時で締め切ります」とアナウンスされ、「いやいや、イベントが16時終了なのに終了前に片づけを始めて終了と同時に出荷って事?無理無理まだ遊んでくれてる人いるし…」と思い、会場からの出荷は諦めて近くのコンビニに持ち込む事にしました。
しかしイベント終了のアナウンスと共に「宅急便受付を16:30まで延長します」と言われて、慌てて什器をバラして破損にだけ気をつけながら段ボールにぶち込みましたがそれでも16:30を過ぎてしまい、友人があと少しだけ待ってもらえるように本部に頼みに行ってくれてギリギリ宅急便に間に合いました。
焦りすぎて筆記具なども全て詰め込んでしまい、最後に送り状を書くのにスタッフの方にペンをお借りするという最後まで迷惑をかけてしまいました
撤収は16~17時となってましたが、段ボールを託した後に周りを見渡すと自分達が一番最後で(みんな撤収はやっ)17時までというのは本部の方の撤収期限(会場の貸出時間)だったみたいですね。
やはり設営をもう少し見直す必要があると思いました。


【総評】
今回参加にあたって出展料・移動・宿泊費・設営用品・販促用品代で軽く10万は越えています
設営用品はこれからも使えますが、今回のみの支出として7万位はかかって、その金額分の何かを得られるように立ち回れたかというとNOです。
結局4Fには両日ともに一歩も足を踏み入れる事はなかったのも悔やまれます。

ネガティブな事を多く書きましたが、もちろん良い事もありました
生の反応が見れて問題点も確認できたし、前作から遊んでくれてる方も何人かいて嬉しかったです。
リリース版では問題点をクリアしてもう少しブラッシュアップできてると思います。

体感で20人位と思ってましたが、配ったチョコの残数から50人弱位の方が遊んでくれてたようです。
グッズのアクリルキーチェーンは3個(うち1個は友人)しか売れませんでした。
でも最初の1時間で0個を覚悟していたので買って頂いた方にすごく感謝です。
余ったフライヤーとグッズをどうしようか…

あと、設営に時間がかかったとはいえ、作り自体は褒められて「参考として共有したら?」と言われたのでまとめようと思いましたが、長くなりすぎるので要望があれば別の機会に共有できればと思います。

今回は初めてのリアルイベントの参加という事で意気込みすぎてガチガチに計画を立てて融通が利かなくなっていた部分があります。
次に何かイベントに参加する時はいい意味で肩の力を抜いて臨めば良い結果が出そうな気がします。
自分の不甲斐なさから気落ちしたり、準備にかなり力を入れて臨んだので燃え尽き症候群になって今日まで色々なモチベーションが落ちてしまっていたのですが、このブログを機に気持ちを切り替えていこうと思います
でも受注のお仕事の方でリテイクがあって制作再開がもう少し先になりそうですが…(今冬リリース予定というのは守れるのか?)

長くなりましたが、読んで頂きありがとうございました。
明日、タピオカミルクティーをお召し上がりください