インディーゲームWEBオンリーに参加しました
【2025/04/28】 駄文
約1年8ヵ月ぶりのブログ更新です。

先日、とらのあなが提供するオンライン上のプラットフォームで開催された『インディーゲームWEBオンリー EARLY TAKES』に出展しました。

以前もVRChat上の『Vket』というオンラインイベントに参加した事がありますが、自分のPCのスペックが低すぎてまともに動かなかったので、ブースの設定はしたものの当日は無人で放置してました。
でも今回は2Dベースで軽かったので、参加に際して特に問題はありませんでした。

以下、感想をつらつらと…

【オンラインイベントならではの良かった点】

★全国どこからでも参加しやすい
自分は地方に住んでるのでリアルイベントは遠征費がかなりかかるのですが、それらが0円。

★夜までやってるイベントは珍しい
一応「昼の部・夜の部」と間に休憩時間が数時間挟まれてましたが、会場自体は10時間も解放されてました。
リアルイベントでは来場者の帰宅や会場の撤収作業時間等を考慮して夕方位までに設定される事が多く、こんなに長い時間会場を押さえられないと思います。

【WEBオンリーならではの良かった点】

★違法建築級のブース設営ができる
リアルイベントでは近隣のブースに干渉しないようにとか安全性とか気をつけないといけませんが、そういう制限がなく自由に設営できます。
Vketではデフォルトのモデルを使用しましたが、今回は3Dモデルじゃなくてドット絵だったので、オリジナルの素材が作りやすかったです。
イベントがスタートしてから「周りと比べると自分のブース地味だし、どんなゲームかわかりにくいかも…」と思って、急遽描き足しました。

皆さん色々工夫して面白いブースになってたので、見て回るだけで楽しかったし、次に参加する時はもう少し手を加えようと思いました。

★コミュニケーションの手段が限られている
チャットもあるにはあるけど全体向けなので、基本的には絵文字でのエモートでコミュニケーションを取る事になるのですが、それが逆に気楽に行える。
面識の無い人でも敬語・タメ口を気にする事もないし、寝る前に「あの発言は失敗した~」とか一人反省会する事がなくて良い。

★混雑が無い
比較できる他のオンラインイベントの経験がないのですが、WEBオンリーはアバターに当たり判定がなくてすり抜けるので来場者が多くて進めないという事もないし、他の方がブースをチェックしてても並ばずに同時にチェックできます。
もしかしたら同時に1万人とか来場すれば重くなる可能性はありますが、リアルイベントよりも待ち時間がなくてスムーズに見て回れます。

★人の目を気にしなくて良い
自分はコンビニでも後ろに人が並んでるとホットスナックが買えないような”気にしい”なので、試遊してる時に後ろに並ばれると「早く切り上げないと…」とかプレッシャーを感じたり、下手なプレイを見れらてるかもとか考えてしまうので、周りの人の状況によっては試遊を諦めてしまいます。
なので、人の目が気にならないのは良かったです。
あと、開場してから他のブースでサークル説明にゲーム紹介画像を入れられる事に気付いて、急遽それ用の画像と説明文を用意したりブースの外観を描き足したりバタバタしてる時も人の目を気にせずにできたのは良かった。
リアルイベントだったら、イベント中に来場者を無視して設営をやり直すとかできないですからね。

★その他の催し物
神社で絵馬が奉納できたので、ヒット祈願をさせてもらいました。

ギャラリーにてパブリッシャー募集作品が展示されてましたが、各ブースで募集するより一カ所にまとめられてるとパブリッシャーが見やすくて良いと思いました。

【気になった点】

▲目当てのゲームが見つけにくい
リアルイベントはブースの前を通るだけでゲーム内容がわかりますが、WEBオンリーはブースのデザインの自由度が高いとはいえ、ブースの外装だけでどんなゲームかを完璧に表現するのは難しく、ブースの前まで行って調べるコマンドで詳細を確認しないといけません。
複数作品を展示してるサークルもありますし…
某ゲーム系ディスコードで「入口でカタログを確認できてカタログからブースの前にワープできる機能が欲しい」と言われてました。
自分は登録する側だったので、サークルカタログや作品一覧のページが個別に存在してる事は知ってたので、事前に全部目を通してチェックしてましたが、一般来場者はそういうの知らなかっただろうなと思います。

▲試遊までにワンクッション挟まれる
リアルイベントのようにすぐに遊べるわけではなくて、外部サイトに行ってダウンロードが必要だったり、Steamだとアカウントがないとダウンロードもできなかったりします。
その点、ダウンロードの必要がないブラウザゲームやunityroomは相性が良いなと思いました。
ただ、試遊がメインではなくゲームの紹介だけやグッズ販売の誘導などの展示だけでも良いというコンセプトのイベントなので、プラットフォーム側が機能を強化してまで対応する必要はないと思います。

▲キー操作できない
操作説明に「矢印キーやWASDキーで移動」と書かれてましたが、キー入力を受け付けてませんでした。
アバターのサイズが合ってないと動かせなくなるという情報を頂きましたが、デフォルトのアバターでもどのブラウザで試してもダメでした。
自分の環境だけで他の人は動かせてたのかな?
あと、普通じゃない速度で爆走してる人がいたけど、どうやってたんだろ…?

【総括】

今回初参加だったので、楽しみ方がよくわかってなかった所があります。
後でXで知り合いの方と一緒に記念撮影したり、ブースの外観とエモートを組み合わせて面白画像を作ったりしてるのを見て、そういう楽しみ方もあるのかと思いました。
自分はSNSのアカウントはアイコン画像で覚えがちなので、SNSのアイコンとアバターが違うと知ってる方でもスルーしてしまいそうだったので、せっかく作ったアバターは自分のブースの横に置いてマネキンにして、知り合いの方に気付かれないようにゲストとしてログインして見て回るという姑息なムーブをかましてました。
もっと積極的に絡みにいくべきかなぁ…
でもちょうど犬を預かっていて世話とかしてて、実は半分位の時間離席してました。
そして終了が22:30だと勘違いしていたので、22時に戻ると既にイベント終了しててフィナーレに参加できず…


最終的にはどの位の来場者があったんだろう?
自分のブースの訪問数とか外部リンクへのアクセス数とかわかると便利だけど、そこまでの機能はたぶんないかな…

次に参加する事があったら、オンラインならではの「PDFなら印刷代がかからない」という利点を活かして小冊子とかフライヤーとか壁紙とか配布してもいいかもと思いました。
次回秋位にまた開催されると予想しますが、今回参加登録した作品はもう発売済みだろうし、次回作も出展できるような内容まではできてないだろうから来年以降かな…

これからもずっと開催されて盛り上がって行く事を祈って、締めとさせて頂きます。